平成28年10月 台風

今年は例年に比べても温かい日が続き、その所為か勢力の強い台風が発生通過し、日本各地や近隣国でも大きな被害を受けているようです。

地震・台風・雪等々、多くの自然災害が発生する日本にとって、それは日本という国が永きに渡ってつながってきた事に、少なからず良い影響はあったのだと感じていますが、やはりその被害の大きさには、常にショックを受け恐怖を感じるものです。

しかし日本という国土が移動可能であれば、災害の少ない地域に変えれるかもしれませんが、それが叶わぬのであれば、昔の祖先同様にその災害の多い国土と上手に付き合っていくしかありません。

家の耐震・制震・免震や土地の嵩上げ等、日常の平和な環境では、無駄と思われがちで、それこそ300年に1度の災害に対する対策は必要なのか?と1995年(バブル崩壊後)の日本国民はマスコミに煽られ、一緒になってその対策を無駄と判断し制止してきました。

「将来世代にツケを回すな!」と言いながら、次の世代に将来起こるかもしれない災害に対して、脆弱な環境をツケとして残そうとしています。

ここ最近大きな災害が続いているのも、実はそんな目先に捕らわれている現代の日本人に対しての警告なのでは?自分達が良かれと思って削っている事は、実は自分達の命と生活を粗末にする行為なのかもしれません。

今現在の国民は、我々の祖先が必死に投資してきた国土の上で安閑と過ごしています。そのありがたみを軽視した結果が、今の日本の状況なのではないでしょうか?とまあお堅い話はここまで。

先月9月でやっと某取引先様の主催するイベント、「住まいの耐震博覧会2016」が最終地福岡で、無事終了する事が出来ました。

東京から始まり仙台・名古屋・京都・そして福岡と、展示ブースをワゴン車に積み込んで、多くの来場者の方々と商談を通して、貴重なお話しをお聞きする機会を得たました。

展示会風景

その体験を今後更に活かして、よりお役に立つ企業として成長し、これからもさらに多くの方々に、充実した住生活と共に、安全・安心・喜びを増やしていきたいと思います。

では皆様、台風の通過と共に、だんだんと涼しくなってきますが、お身体ご自愛頂きますよう祈っております。
では皆様ごきげんよう<(_ _)>

Yoichi Minamiura.