ダイカストについて

総務部 西井です。

8/10~8/15のお盆休みを利用して
ダイカストについて少しですが、学んでみました。

まずは、歴史からですが、
『1838年(天保9年) – 米デヴィッド・ブルースがダイカスト活字を製品化日本におけるダイカストの研究は1910年(明治43年)頃から大学の金属研究室を中心に行われ 1917年(大正6年)には最初のダイカスト会社が大崎(東京都)に設立された』 ※ウィキペディア調べ※

内外の創業は1902年(明治35年)ですので、まさに「鋳物の産業革命」真っ只中だったのですね!!

では、次にダイカスト(die casting)とは『精密な金型(Die)に、溶融合金を高温で圧入して、高精度で、鋳肌のすぐれた鋳物を、短時間に大量生産する鋳造(Casting)方式である』※1964年、日本ダイカスト協会で定めた定義より※

なるほど、ダイカストとは、金型鋳造方法のことなのですね。

では、次に材料についてですが、インゴット(Ingot)といいます。

「金属の鋳塊」という意味ですね。
ダイカストは結晶が微細化するので不純物の影響が少ないため、リサイクルが可能です。

なるほど、材料の無駄も少ないようです。

最後にですが、弱点もあるようで、
『ダイカスト鋳造法は量産性や製品肌の美しさにおいて優位である反面、高速で溶湯を金型に圧入することに起因する空気の巻き込みや金型隅部への不充填による不良の発生率が高い』
※ウィキペディア調べ※

2000年代に入り、弱点克服を目指し、技術向上が顕著でいわゆる「特殊ダイカスト法」が開発されています製造には、まだまだ色々な問題があるようですね。

ここまで学んでから、ふと気付いたのですが・・・

私のコレクションの中に「キャストパズル」なるものがあります。

??キャストって??ダイキャスト??

知らないうちに、ダイカストと触れ合っていたのですね!!

ますます、内外との縁を感じるのでした。

die-casting.jpg